【ネタバレ】映画「インシディアス」感想・あらすじ・結末など/その恐怖はどこまでも憑いてくる…!【考察】

インシディアス 感想

「SAW」を生み出したジェームズ・ワンが仕掛けるネクストホラー「インシディアス」。とても良かったです。

※この記事は「インシディアス」のネタバレを含みます

映画「インシディアス」の基本情報

  • 監督:ジェームズ・ワン
  • 脚本:リー・ワネル
  • 制作:オーレン・ペリ

映画「SAW」で一躍有名になったジェームズ・ワンが監督、脚本も「SAW」と同じくリー・ワネルが担当しています。リー・ワネルは出演もしています。

制作は「パラノーマル・アクティビティ」のほとんどの制作に携わっているオーレン・ペリ。当時で言えばホラー映画界のベテランと新進気鋭の新人のコンビ映画ということになります。そりゃ注目が集まるわけです。

15秒でわかるあらすじ

ジョシュとルネは3人の子どもを持つ5人家族。新居に引っ越してからある日、屋根裏から謎の音がするなどの怪奇現象に悩まされるように。

またある日。長男のダルトンが昏睡状態に陥ってしまう。身体に異常は見つからないにも関わらず一向に目覚めることのないダルトン。

自宅での怪奇現象が続く中、ルネは家が呪われてると考え、新たに引っ越しをするも怪奇現象はエスカレートしていく。

しびれを切らした夫妻は名うての霊媒師に相談を持ちかける。するとダルトン昏睡の核心を握る衝撃の真実が明らかになるのであった。

「家族の絆」を描くホラー映画

今作はホラー映画でありながらも、家族間の関係を描くことが重視されている作品です。それは子供の昏睡が問題の発端となっていることからも明らか。あくまでも彼らの目的は「妖怪館からの脱出」ではなく「愛する息子ダルトンの救出」。

そこが純粋なホラー映画とは一線を画しており、観客の感情移入を誘っています。感情移入が作品への没入感を深め、恐怖を助長するという構図を生み出していると感じました。

昏睡後、ホラー要素のシーンはそこそこに、突然三ヶ月後に移行するのもダルトンの昏睡の深刻さを観客にわかりやすくするためのものと思いました。

ジェームズ・ワンの懐の深さを垣間見ることのできる一作

「SAW」はわりかしバイオレンスな表現もあったりで制作陣の趣味の悪さをありありと思わせてくれるような作品でした。

しかし、インシディアスはわりかしそういった表現は控えめで、どちらかと言うと「ビックリお化け屋敷」と似た怖さを感じる作品です。もちろんちゃんとしたホラー映画なので普通に怖いですが。

これについてジェームズ・ワンは

「『ソウ』の後、誰もが僕を流血や暴力を描く監督として分類したがったんだ。…だから『インシディアス』で、監督としてとても重要だったのは、僕がドラマ、ストーリーやキャラクターに気を配っていて、流血や暴力は避けていることを示すことだったんだ。」

『インシディアス』ジェームズ・ワン監督「観客の足下をすくうような作品を作っているよ」 | ニュースウォーカーより

と語っています。事実ジェームズ・ワンは「ワイルド・スピード SKY MISSION」の監督も務め、シリーズ最大の興行収入を記録しています。

ただ、その後はまたホラー映画の制作に携わり続けるのでやっぱりホラーとかスリラーものが好みなんでしょうかね。「死霊館 エンフィールド事件」はホラー映画の中でも名作と言っていい作品だと思います。

2019年2月には「アクアマン」が公開されます。こちらも楽しみですね!

「死霊館シリーズ」とのつながりを感じた

筆者にとって同じくジェームズ・ワンが監督を担当した「死霊館 エンフィールド事件」はとても思い出深い一作になっているのですが、今作はその死霊館シリーズとの繋がりを顕著に感じました。似ているな〜と感じたポイントとして

  • ストーリー構成が似ている
  • 主演の男優が同じ(パトリック・ウィルソン)
  • 音楽担当が同じ(ジョセフ・ビシャラ)
  • ホラー担当(オバケ)が似てる(主観)
  • 部屋の構成も似てる(主観)

ストーリー、結末こそ変わっていきますが最初は「そっくりだなぁ」と思いながら見てました。

部屋で起こる怪奇現象、被害にあるのは子供、救援に来る霊媒師…。並べてみると意外と少ないように感じますが、なんというか全体の雰囲気が似てるんですよね。観てくれればわかるかと思いますが。

音楽については音楽担当が一緒だからでしょうか。「この雰囲気聞き覚えがあるぞ…」と思ったらドンピシャでした。さらに主演の男優を務めるのはパトリック・ウィルソン。死霊館シリーズの立ち位置とそっくりでした。応援したくなる……。

こうなるとあらゆるところに共通点を見出したくなるのが性というもの。オバケ役、部屋の構成とか半ばこじ付けに過ぎない要素も似ている!!と思いたくなるものでした。わかってくれる人いるかな……。

結末

霊媒師により、ダルトンの昏睡の原因が悪魔の仕業であることが明らかになった。悪魔は人間が住む次元とは別の次元におり、ダルトンの魂を奪い取らんとランパード家を恐怖の渦に巻き込んでいた。

ダルトンの救出には以前同じような霊に取り憑かれていたジョシュの力が必要だった。ジョシュがダルトンの魂が囚われた別次元に幽体離脱し、彼を救うという算段だ。

霊媒師の協力で幽体離脱に成功したジョシュ。ダルトンを発見したジョシュは狂乱のオバケカーニバルをジョシュの意志の強さと家族の絆で乗り切り、無事ダルトンの救出に成功した。

平穏が訪れた家族。妻のルネが久しぶりのダルトンとの一時を楽しんでいる中、ジョシュと霊媒師のエリーズは二人でジョシュの幼年期の写真を眺めている。

エリーズはジョシュの雰囲気に違和感を覚えると、彼を写真で撮影。するとジョシュは突然キレだし、エリーズを絞殺、失踪してしまう。

エリーズの掠れた悲鳴を聞いたルネは部屋に駆けつけるが、残されていたのはエリーズの死体と、彼女が撮影したジョシュの写真だけだった。

ルネがみた写真に写っていたのはジョシュではなく、悪魔の姿だった……。

インシディアストリビア

  • あるシーンで黒板に「SAW」のジグゾー人形が描かれています。遊び心!
  • 音楽制作のジョセフビシャラは今作のオバケ役で出演もされています(Lipstick-Face Demon役。どのオバケかはわかりません笑)
  • 脚本のリー・ワネルの思いつきで「SAW」に出演していたキャラがカメオ出演しています

インシディアスがオススメな人

  • 恐怖体験したい人(ちゃんと怖いです)
  • ホラー好きな人
  • 死霊館シリーズが好きな人

インシディアスが合わなそうな人

  • ホラーにしっかりしたストーリーはいらねぇ!と思っている人
  • スプラッター演出を期待している人

勝手にインシディアスの正統進化作品だと思っている「死霊館シリーズ」もとても面白いのでこちらの雰囲気が好きだという方はこちらもぜひ!

https://atthecinema.info/movie_category/movie_horror/conjuring2/

インシディアス・死霊館のいずれのシリーズもU-NEXTで鑑賞できるので気になる方はぜひご登録ください。

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